4連休の最終日7月26日(日)、最高気温26.8℃(15:07)を記録した小樽では、穏やかな夏らしい陽気となり、市内の6つの海水浴場のひとつ塩谷海水浴場(塩谷1)では、カラフルなテントが砂浜にいくつも並び、バーべキューやビーチバレーを楽しむグループや浮輪をつけて水辺で泳ぐ子ども、ウインドサーフィンなどで短い夏を楽しむ人々で賑わった。
市内高校生グループは8名で訪れ、「今年初めての海水浴で気持ちが良い。飛び込んだり泳いだりして楽しかった」と、夏を満喫した様子だった。
小樽総鎮守住吉神社(住ノ江2)では、手水桶に花を飾る花手水を巡り、涼を求めて人々が訪れている。新型コロナウイルス感染拡大を懸念して、全国各地の神社仏閣では、手に取る柄杓が撤去されて、花手水と呼ばれる手水桶を花一面に飾り、涼しげな光景を創出し、参拝者の目を楽しませている。
24日(金)に入れ替えられた第3弾は、ひまわりとテマリソウ。さらに夏らしさを感じさせ、いつの間にか設置された風鈴の音色も涼しさを演出している。
本来なら第54回おたる潮まつりが開催され、祭り一色に染まり賑わうはずだった町も、感染症拡大を懸念して中止を余儀なくされ、通り沿いに下がった潮マークの提灯が静かに揺れていた。
27日(月)は、1日を通して曇りの予報で、最高気温は22℃の見込み。暑さも一段落するよう。
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