2020(令和2)年以降、国民の祝日である「体育の日」の名称が「スポーツの日」に改められ、2020年に限り、東京オリンピックの開会式予定だった7月24日(金)がスポーツの日とされた。
小樽市(迫俊哉市長)でも、市民が広くスポーツに親しみ、自ら進んで健康増進を行い、スポーツの生活化と健康・体力の向上に寄与するとともに、市民ぐるみで心地良い汗をかきながらコミュニケーションを図ることを趣旨として、事前予約はなく体育施設等を無料で一般開放した。
各会場それぞれで新型コロナウイルス感染拡大防止に努め、市総合体育館内では、競技中以外はマスクの着用やこまめな消毒や換気、密な状態を避けるために利用者数を制限するなど徹底した。
9:00~21:00を午前・午後・夜間に分け、アリーナ各コート、第1・2・3・4体育室、トレーニング室を無料開放。
午前中のアリーナコートの利用者は少なかったが、第3体育室では卓球の練習が行われ、トレーニング室では10人を越えないよう制限しながらの開放となった。
市内在住の40歳代男性は、ラグビーをするための体力づくりにトレーニング室を訪れ、「以前は良く利用していたが、コロナが流行ってから久しぶりに来たら、スポーツの日で無料だと知った」と話した。
午後のアリーナCコートでは、4つのバトミントンネットを貼り、部活帰りの中学生らで賑わい、入口に満員を知らせる張り紙が掲示されていた。
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