2020(令和2)年に発見された新彗星「ネオワイズ彗星」の見頃を迎え、小樽市内在住の西村裕司さんも、7月17日(金)にドリームビーチで、18日(土)には石狩浜で同彗星の撮影に成功。
西村さんは、その様子を、「白く太いダストテイルだけでなく、青く薄いイオンテイルも写っています。
この彗星が見られるのが日暮れすぎの北西の低空ということもあり、祝津パノラマ展望台は札幌などから写真を撮影しようと集まった天文ファンで連日混んでいました。
中には、川崎からこれを見るために来た人や東京から北海道に来た観光客が足を伸ばして来た人などもいました。
淡い天体なので見つけにくいですが、空が暗い場所では肉眼でも見ることができました。
ドリームビーチ | 石狩浜 |
祝津パノラマ展望台があまりに混雑して車が停められないほどになっていたため、空の条件はよくないドリームビーチや石狩浜に出向かざるをえませんでしたが、長い尾が肉眼で見られたのは1997年のヘール・ボップ彗星以来です」と、小樽ジャーナルに写真とともにコメントを寄せた。
4日(土)に太陽に最も接近して彗星活動のピークを迎え、放物線にごく近い楕円軌道で見える。次に太陽に近づくのは5000年以上も先となる。