小樽市(迫俊哉市長)は、昼間にカラオケができる飲食店3軒で発生した新型コロナウイルス感染症のクラスター(集団感染)が、7月17日(金)いっぱいをもって収束したものと判断。
31日(金)までの飲食店における昼間のカラオケの営業自粛要請、及び、夜間のカラオケの提供自粛も、18日(土)に解除した。
クラスターが発生した3店舗の最終営業日が6月23日(火)だったため、翌日を起算日として14日間、無症状者の退院基準期間10日間を合わせ、17日が24日間目となり、札幌でのクラスター収束を参考に判断した。
花園で昼間にカラオケができるスナックで、6月23日に9名の新型コロナウイルス感染症の陽性者を確認し、市内で初のクラスターが発生。7月4日(土)まで濃厚接触者も合わせて40名の陽性者が発生し、2名が死亡した。店の利用者や濃厚接触者を調べ192名にPCR検査を実施した。
営業の再開及びカラオケの提供には、ガイドラインを遵守した感染予防対策の徹底と、利用者のマスク着用など「新北海道スタイル」の実践を強く求めた。
カラオケの提供においては、北海道のチェックリストに本市独自の項目を加えた「新型コロナウイルス感染予防チェックリスト」を活用し、予防対策の撤退を呼びかけた。
◎飲食店経営の皆様へ、新型コロナウイルス感染症対策のお願い及びカラオケ機器を設置している店舗での『新型コロナウイルス感染予防対策チェックリスト』(PDF)
◎新型コロナウイルス感染症の集団感染の収束及び営業自粛要請の解除について(外部)
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