一般社団法人小樽観光協会(西條文雪会長)は、市内のおもてなしを向上させる取り組みの一環として、「あなたが感動した小樽のおもてなし」のエピソードを募集する。
2018(平成30)年から、小樽で心温まる体験や出会いなどのエピソードを募り、今年で3年目となる。さらに、小樽のおもてなし意識の向上に繋げようと、今回は無期限で継続的に実施する。
応募方法は、市内観光案内所・宿泊施設・観光施設等で配布の専用ハガキ(1万5,000部)、又はウエブサイト専用フォーム(外部)から。
応募があったエピソードは、同協会で審査、公式SNSアカウントで紹介し、FMおたると連携し、第2月曜日10:30からの「ASAKATU!」で紹介する。
2019(平成31)年度(7月1日~2月15日)は、74件の応募があり、国内66件(うち北海道25件)・海外8件。2018(平成30)年度は55件。
送られたエピソードの中から、感動したおもてなしエピソードがあった施設や事業者を対象に、感謝状(ハガキサイズでアクリルパネル入り)と、記念のおたるハートバッチ(オレンジ版)を贈呈する。2019年度は21施設を選び、6月10日(水)以降、おもてなし推進委員会の正副委員長または事務局が訪問し贈呈する予定。
ロビーや事務所に感謝状を飾って外部へPRし、市内全体のおもてなし意識が高まればと期待する。
ウニデザイン制作のハートの中に運河、ガス灯、石畳、波をあしらった特製のおたるハートバッチは、オレンジ版と白版の2種類で、市民みんなでバッチを胸に付けることで一体感を高め、モチベーションを上げる取り組みとして無料で配布し、新型コロナウイルス感染症拡大により打撃を受けている現状から回復を目指し、みんなでがんばろう小樽の思いを込めて「おたるハートキャンペーン」をスタート。
企業等では、一口1,000円でバッチ20個付きで協賛も受け付ける。バッチ希望者は、小樽観光協会(0134-33-2510)へ。
おもてなし推進事業委員会本野宏太郎副委員長は、「エピソード募集は3年目となり認知度も上がり、感謝状やバッチを贈呈することで、おもてなしの意識向上と、小樽を盛り上げるのは地元の人・私たちという意識が全体に高まると素晴らしい」と、期待を寄せた。