高気圧が張り出した影響で道北海道各地では、173観測地点で、25℃以上の夏日を114地点にも及び、汗ばむ暑さとなった。
1番は釧路地方の中徹別(なかてしべつ)で、32.5℃(12:35)を観測し、30℃以上の真夏日となったのは38地点もあった。
小樽では、深夜に18.9℃の気温が徐々に上昇し、朝から快晴となり13:49に27.5℃を観測。平年より9.4℃も高く、今シーズン一番の暑さで最も暑い時期を上回る気温を記録した。
急な暑さに戸惑いながらも、陽気に誘われて散歩に出かける人の姿があった。
5月25日(月)に緊急事態宣言が解除された初の週末となり、小樽運河では人影もまばら。倉庫群の壁はいつの間にか緑の蔦に覆われ、夏を思わせる厳しい日差しが降り注いだ。
塩谷海岸では、若者グループや家族連れが訪れ、バーべキューに舌鼓を打ち、砂浜で遊ぶなど、それぞれに3密を気にしながら週末を楽しんでいた。
5月31日(日)は、最高気温24℃で晴れる見込み、月曜日にかけて暑さが続く。降水確率は1日を通して0%、南西の風日中北東の風、波は1.5m。