小樽総鎮守住吉神社(住ノ江2)の五穀豊穣・産業繁栄・市内平安を祈る2020(令和2)年度の例大祭は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、縮小取止めを決定。
7月14日(火)18:00からの宵宮祭と15日(水)10:00からの本祭のみ、当神社役員のみの参列で実施し、そのほかの餅まきや百貫神輿渡御等をすべて取止めた。
新たに設置された副参道鳥居33基のライトアップと、神輿5基と馬車1台の夜間展示は実施する。
例年7月14日から3日間かけて実施される例大祭をどうするか、4月21日(火)15:00から同神社小ホールで開かれた責任役員会で協議し、感染症拡大防止と参拝者の健康と安全を第一に考え、各連合町会長の承諾のもと、縮小取止めとした。
星野昭雄宮司は、「今年で152年続く例大祭で、これまで受け継いできた先人たちの気概を尊重する例大祭に致したいと存じ、感染拡大が終息し、来年以降、誰もが気持ちよく参拝でき、誰もが楽しめる例大祭、そして、地域の伝統文化を感じ得ることができる例大祭が再開できるよう日夜努力して参る所存です」と文面で発表。
期間中の参拝と授与品頒布は、通常通り6:00~21:00、授与品頒布所は9:00~21:00、国道沿いの奉納提灯は、7月9日~16日に例年通り実施。
境内露店の出店は取止め、但し、6月末の状況により再度検討する可能性もある。町会や各企業への祭典寄附はせず、町内配布の幟も配布中止。樽神興御幣は初穂料1本2,000円。
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