小樽市内小中学校・各施設等 休業延長

 小樽市(迫俊哉市長)は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の一環として、5月6日(水)まで休校している市内小中学校を10日(日)まで延長し、公共施設は31日(日)までの休館を決めた。

 長い休校が続いている小中学校の11日(月)以降は、国の動向を踏まえて決めるとした。

 市立小樽図書館・文学館・美術館・博物館・観光物産プラザ等の公共施設は、さらに5月末まで休館を決め、小樽市民会館・市民センター・公会堂と、いなきたコミュニティセンター・銭函市民センター・勤労青少年ホーム・勤労女性センターは、5月末までのキャンセルによる徴収済使用料を還付し、キャンセル料を徴収しない。

 長橋なえぼ公園内の森の自然館と手宮緑化植物園の緑の相談所は閉鎖を延長、公園は通常どおり利用できるが、飲食を伴う花見の自粛を呼びかけている。

 小樽公園・手宮公園・平磯公園の利用はできるが、各駐車場は当分の間、閉鎖する。

 小樽市子育て支援センターのげんき・風の子・あそぼは、7月31日(金)まで休館延長を決めた。

 小樽市教育委員会による児童生徒の健康や安全を第一に考え、1学期に予定されている学校行事については、見合わせるよう通知したことを参考にした。

 同教育委員会は、1学期中の遠足や運動会、日帰りのスクールバスでの郊外学習や修学旅行等の行事を見合わせるよう、4月15日(水)に通達している。

 放課後児童クラブや小樽市子ども発達支援センター、小樽市さくら学園は、継続して開園する。

 市役所職員は、4月23日(木)から5月6日(水)まで札幌在住職員の自宅待機に替え、職場における「3密」を避けるため、5月7日(木)から20日(水)まで、全職員を対象とした出勤制限を実施する。

 市立病院・保育所・保健所・消防署を除く、室または課などの一区画ごとの職場単位で、その職員数の3割に当る職員を、日ごとの交代制で出勤制限する。対象職員は、正規職員おおむね200名程度を見込んでいる。

 株式会社小樽観光振興公社が管理する観光駐車場(港町5)150台を、5月2日(土)から6日(祝・水)まで閉鎖。観光船業務も5月6日(水)まで休業する。

 ◎小樽市HP(外部)

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