小樽市(迫俊哉市長)は、4月30日(木)11:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で、定例記者会見を開き、新型コロナウイルス感染に関連した内容となった。
市長は、市内の企業や小樽にゆかりのある人々から、マスクや消毒液等の善意が寄せられていることに感謝の意を示し、市内の新型コロナウイルス感染者について、13例(実人数12名)で道内発生の感染者は高止まりの状態、病院や施設での集団感染も増え、さらに緊張感を持ち対応するとした。
人との接触の機会を地域を問わずに求め、国民ひとりひとりの行動が感染拡大の収束を早めることになるか、遅らせることとなるか大きく左右するとして、市役所では、札幌からの通勤者の出勤制限を行い、連休明けから職員3割程度の出勤制限を予定している。
市内飲食店における家賃補助の受付は、4月30日(木)~6月30日(火)とし、郵送で産業港湾部産業振興課(〒047-8660花園2-12-1)へ、またはメールで。
申請書は、市HPからダウンロードできる。
市内で飲食を提供し、週5日以上通年営業している店舗が対象で、食品衛生法による営業許可を受け、新型コロナウイルス感染症の影響で、店舗の2020(令和2)年3月・4月・5月のいづれかの月の売上が、前年同月比で40%以上減少し、家賃の賃貸借契約を交わして店舗家賃の負担がある事業者。
また、飲食店に限らず多くの業種では、売上の減少や雇用の維持に苦労していると考え、迅速に、第2弾・3弾の経済対策を打ち出していきたいとした。
資金繰り相談窓口の休日対応について、金融機関及び北海道保証協会小樽支店の窓口開設に合わせ、同市でも資金繰りに関する窓口を開設し、借入の早期実現を支援する。5月2日(土)・3日(日)9:00~15:00、市役所(花園2)別館4階産業振興課(休日夜間出入口を利用)。
国民1人あたり一律10万円の特別定額給付金については、4月30日(木)に、特別定額給付金事業の実施本部(小山秀昭本部長)を立ち上げた。5月中に申請資料を郵送で配布し、市民の手に渡るのは6月中旬になる見込み。
配偶者の暴力により避難している人への取り扱いは、30日までの受付となるが、経過後も生活環境部男女参画課で受け付ける。
今回の新型コロナウイルス感染症の影響で解雇された市民を優先的に雇用、臨時職員15名を明日以降募集する。雇用期間は5月20日から4ヶ月を予定。
新型コロナウイルス感染症の影響で、生活困窮状態等に関する大型連休中の5月4日(月)・5日(火)・6日(水)10:00~16:00に、臨時相談窓口を開設。小樽市生活サポートセンター「たるさぽ」花園4-2-12花園ビル2階(庄坊番屋向い)、TEL:0134-33-1124・0134-33-1128、FAX:0134-33-1128。
相談内容は、生活保護相談の受付、貸付制度等の説明と社会福祉協議会の紹介、困窮世帯への食料品等の提供など。生活福祉資金等の貸付は、後日、社会福祉協議会(富岡1)への申請が必要。同協議会は2日(土)に開設し、3・5・6日は電話相談のみ。
本日15:00から後志管内の教育長会議を実施し、今後の小中学校の休校延期について話し合う予定。市立小樽保健所(富岡1)でのPCR検査は、4月21(火)から中止となっているが、再開はしばらくかかるとし、病院での検査も検討している。
次回の定例記者会見は5月29日(金)の予定。