2020(令和2)年度第1回姉妹都市提携委員会

 ナホトカ市・ダニーデン市・ソウル特別市江西区の3都市と姉妹提携を結ぶ小樽市(迫俊哉市長)は、4月17日(金)16:00から市役所(花園2)2階市長応接室で、2020(令和2)年度第1回小樽市姉妹都市提携委員会(迫委員長)を開催し、2019(令和元)年度の報告、今年度の事業計画と事業予算について審議した。

 迫委員長をはじめ、日本ユーラシア協会・笈田裕俊小樽支部長、小樽ニュージーランド協会・西條文雪会長、小樽日韓友好親善協会・椎野雅之会長ら9名が出席。

 議事に先立ち迫委員長は、「今年度の事業は、姉妹都市の間で周年事業があり、韓国の江西区と提携10周年、ニュージーランド提携40周年を迎えるなど、記念すべき年となるが、新型コロナウイルス感染が拡大する中で、同行事については、皆さんの意見を伺いながら進めたいが、現状では大変厳しい状況にある」と話した。

 令和元年度事業報告では、7月3日~8日に、ナホトカ市少年少女使節団歓迎事業でバスケットボール使節団が来樽し、市内中学生と親善試合・本気プロとの交流・潮陵高校見学を通じて、日本の生活や文化を体験し友好を深めた。◎関連記事

 10月7日~12日に、市長をはじめ使節団6名による小樽市公式使節団ナホトカ市訪問事業を実施し、小樽港等の観光PRを行った。同市使節団歓迎事業は、10月と今年2月の2度とも延期に。ダニーデン市公式使節団歓迎事業も中止になった。

 台湾新北市淡水区商圏文化観光協会・小樽市観光協会・小樽日台親善協会の3者が観光連携協定を締結。今年2月20日~23日で、市長の親書を持参して台湾新北市を訪問。◎関連記事

 今年度事業計画案では、小樽市公式使節団ナホトカ市訪問事業は、ナホトカ市制70周年記念事業の招待(5/15~18)を受けるが、渡航制限があるため参加が困難。実現は難しいとした。前年度から延期となっている事業のナホトカ市公式使節団小樽市訪問事業は、ナホトカ市長等の訪問を予定しているが、来樽時期は未定。

 姉妹都市提携40周年記念小樽市公式使節団ダニーデン市訪問事業では、10月31日~11月7日にダニーデン市訪問を予定。

 西條会長は、「団長(市長)との話し合いで7月中旬までに決定し、8~9月中旬の募集を予定。その頃どうなっているかは読めない。市民使節団として人数も少なくしてはどうかと考える」と意見を述べた。

 姉妹都市提携10周年記念小樽市公式使節団江西区訪問事業では、10月8日~11日に、親善使節団を江西区に派遣し、歓迎交流会を通じて友好親善を深める。

 この他、姉妹都市関係者や他の国からの来樽者があった際は、友好親善を深める歓迎事業を実施とし、審議事項はすべて承認し閉会した。

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