小樽市(迫俊哉小樽市長)は、3月27日(金)16:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で、小樽市商工会議所(山本秀明会頭)から、2019(令和1)年11月28日付けで提出された2020(令和2)年度施策に係る要望への回答書を手渡した。
難局に立ち向かい、町の活性化を甦らせるための要望を盛り込んだ、駅前や新幹線駅周辺・小樽港の整備や歴史的町並みの維持と活用促進・公共施設再編計画の早期策定など12項目。
回答書(PDF)には、小樽駅前地区市街地の整備については、新規事業の小樽駅前広場整備推進経費に600万円を計上し、駅前広場の再整備に必要な面積やレイアウト等など基本計画として策定し、立地適正化計画の策定に向けた準備作業に着手するとした。
北海道新幹線新小樽駅(仮称)駅周辺地区の整備については、新幹線整備効果が新駅周辺はもとより、地域全体が活かされるよう進め、より多くの新幹線を新駅に停車させる取り組みも重要であり、共同事務局の同所と検討を進めたいとした。市は、新幹線・高速道路推進担当主幹を1名増員し体制を強化。
小樽港の積極的な整備推進については、国直轄事業の第3号埠頭岸壁と泊地の改良事業を継続し、新規事業として、クルーズターミナル整備事業や駐車場等基盤整備事業を、今年度は実施設計等を行い、次年度以降に着工する予定。
インバウンド観光客対応の強化については、アメリカ・ロシアを新たなターゲット国として、小樽観光協会と連携し、市内3ヶ所の観光案内状運営費やマップ作成費、観光誘致関連事業費を補助する。
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