新型コロナウイルス感染拡大防止のため、様々なイベントや施設が中止や休業措置を余儀なくされる中、小樽市民の発表の場となる市立小樽美術館(色内1)市民1・2・多目的ギャラリーの使用日を決める抽選会が、4月1日(水)から5月1日(金)に延期された。
主催者同士の希望日が重複した場合に、公平に抽選や協議を行うため、毎年4月初旬と10月初旬に一括受付日を設定している。
1日は、2020(令和2)年度11月~3月分を決定する抽選会を予定していたが、毎年開催している団体等には電話で知らせたという。
同ギャラリーは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、同館自体が休館となり、3月に予定していた市民ギャラリーと多目的ギャラリーでの作品展は中止となった。市内公共施設は4月8日(水)から開館を予定している。
4月の同ギャラリーで開催予定の作品展は、主催者の意向により4団体は中止。どんぐり会だけは、8日(水)から12日(日)まで作品展を開催する。
4月3日(金)に、NPO法人北海道鉄道文化保存会は、ゴールデンウイーク(5月2日~6日)実施予定の旧手宮線「トロッコに乗ろう」を、参加者やボランティアスタッフの健康と安全を考慮した結果、中止すると発表。
トロッコ乗車体験は、JR小樽駅前通りの旧手宮線発着で、軌道自転車(トロッコ)に乗車して、片道450mのレール上を時速10km以下で約12~13分往復走行する。毎年、大勢の観光客で賑わっている。
GWを皮切りに、7月の小樽潮まつりや文化の日(11/3)の年3回を予定しているが、今後は、状況を見ながら判断するとしている。