33日ぶりの再開 小樽運河クルーズ

 小樽運河クルーズを運営する合同会社小樽カナルボート(菊地透職務執行者)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月29日(土)から臨時休業していたが、4月1日(水)から営業を再開した。

 北海道の「緊急事態宣言」を受け、2月29日(土)から3月19日(木)まで臨時休業としていたが、更に31日(火)まで延長。

 営業再開にあたり、1隻40名以上の定員を約半分に減少させ、間隔を明けて前向きに乗船。船内や手すりなど施設の消毒を徹底した。

 受付カウンターにはアクリルバーンを設置し、次亜塩素酸加湿器を作動させて除菌に配慮した。建物のドアを開けたままにして密閉させないなど、新型コロナウイルス感染拡大予防に努めていいる。

 春らしい穏かな日となった1日は、10:00発の第1便に4名が乗船し、風もなく運河からの景色を堪能。

 13:36には最高気温が11.2℃まで上昇し、クルーズ日和の穏やかな再開となった。

 菊地氏は、「せっかくのオープンスペースで、美味しい空気を吸って楽しんでもらいたい。市内の人々と協力体制を強化して、この時期の乗り越え、来てくださるお客さんのために全力を尽くしたい」と話した。

 10:30出発便は、乗船前に職員が椅子の消毒を丁寧に行い、観光客4名が乗船し、40分ほどの運河と港の周遊を楽しんでいた。

 ◎小樽運河クルーズHP(外部)

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