小樽市(迫俊哉市長)は、3月24日(火)に日本国籍で茨城県居住の40歳代男性会社員が、市内4例目・道内164例目の新型コロナウイルス感染者であると確認され、25日(水)16:30から市役所(花園2)2階市長応接室で記者会見を開いた。
この男性は、21日(土)に岩手県内滞在中に倦怠感があり、23日(月)に岩手県花巻から飛行機で千歳に入り、JRを利用して小樽へ移動した。咳が出るため医療機関Aを受診し、胸部レントゲンで肺炎の所見があり、同日、帰国者・接触者外来を受診。検体を採取し、市内指定医療機関がいっぱいのため、管内指定医療機関の倶知安厚生病院に入院。
単独行動で海外渡航歴はないが、東京にも立ち寄り、小樽に到着後は医療機関にほぼ直行している。行動歴及び濃厚接触者については現在調査中。
24日(火)に小樽市保健所で新型コロナウイルスの検査を実施したところ、陽性と判明。25日(水)咳はあるが発熱はなく軽症。
迫市長は「引き続き緊張感を持ち、感染拡大防止に努め、市民に改めて予防の徹底を伝えたい」と述べた。
小樽で発生した3例目の感染者については、2例目の妻で2名の検体検査と健康観察者5名、クラスター発生の心配はないとした。現在3名の検査中で、明日には判明する予定。
25日時点で、本市における検査状況は48件のうち、陽性4件(現在治療中)。
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