小樽あんかけ焼そば親衛隊 3.11避難者の会へ寄附

 東日本大震災で被災した人が集まる小樽3.11避難者の会(小松雅美代表)に役立ててほしいと、小樽あんかけ焼そば親衛隊(坂田理隊長)は活動支援金54,552円を寄附。3月23日(月)16:00から、市役所(花園2)2階市政記者室で贈呈式が行われ、同親衛隊協力店五十番菜館の澤田寛店主から、小松代表へ直接手渡された。

 この支援活動は、親衛隊の前身「小樽あんかけ焼そばPR委員会」からの継続事業で、2014(平成26)年から市内に避難している小樽3.11避難者の会へ、震災の記憶を風化させない思いも込めて活動支援金の寄附を続け、今年で7回目となった。

 同親衛隊協力店28店舗のうち、五十番菜館・桂苑・龍鳳・大丸・とろり庵・一期一会・龍仁・時代屋の8店舗が、昨年3月中旬から今年3月上旬まで、店内に設置した募金箱の合計44,552円と同親衛隊からの10,000円を合わせ寄附した。

 小松代表は、「現在避難者の会は28名で、昨年小樽から札幌へ引っ越した方へ現金で渡すなど、急な出費があった方に現金で渡している。ありがたく使わせてもらいたい」と感謝した。

 澤田さんは、「店の常連夫婦で、その後ご主人が亡くなってからは夫人1人で来店の度に、貯めてきたお金を募金箱に入れてくれている。店からの寄贈の6割がこの方からのもので、頭が下がる思い。韓国の方からも募金箱が置いてあるのを見て協力してくれた」とエピソードを語った。

 坂田隊長は、「震災を忘れていない市民の善意、有意義に使ってもらいたい」と話し、今後もこの活動を継続していく予定。

 ◎小樽あんかけ焼そば親衛隊HP(外部)

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