小樽日台親善協会(斎田義孝会長)と小樽観光協会(西條文雪会長)は、2月20日(木)~23日(日)に台湾新北市を訪問し、新北市淡水区商圏文化観光協会(蘆育佑会長)と観光連携協定(覚書)に調印し、3月11日(水)16:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で報告式を行った。両会長と同親善協会・山崎範夫事務局長が訪問し、迫俊哉市長らが対応した。
同親善協会は設立8年目となり、現在約80名の会員で、日本と台湾の親善友好を目的としている。
台湾へは、これまで5〜6度の訪問を行い。昨年6月の訪問時には、新北市淡水区・巫宗仁区長や新北市淡水商圏文化観光協会・蘆会長と会い、日本との友好作りを行い、連携協定の話が持ち上がった。(小樽日台親善協会提供写真)
21日(金)には、新北市淡水区巫区長を表敬訪問し、お互いの観光DVDを上映し紹介し合った。
懇談会後に観光連携協定の調印式が行われ、これを契機に、人と物との往来を増やしていきたいという意向が一致。
3者が署名した覚書には、観光・商業及び文化の分野で永続的な連携交流を行い、友好関係を築く理念に基づき、双方共に地方特色商品をPR宣伝し、旅行情報を共有し、訪問し合うことを通じ、お互いの視察、人員交流を図ることなどが書かれている。
市長は、「ネットワークはまちづくりの戦略に必要なこと。前向きに取り組み、機会があれば行ってみたい」と述べた。
斎田会長は、「観光都市として、さらに伸びるためにパイプを繋ぎ、経済交流も視野に入れながら、将来を含めて日本の親交に努めたい。今後は、関係を育てる方向で活動し、まずは小樽のイベント時に区長等を招待したい。雪がないため、来年の小樽雪あかりの路の時期が良いのでは」と述べた。