緑丘で春掴む　小樽商大合格発表！

　新型コロナウイルス感染拡大に伴い、国立大学一般入試前期日程の掲示板による合格発表を自粛する動きが多い中、小樽商科大学(緑3・和田健夫学長)では、3月6日(金)10:00から、学生会館前で掲示版による合格発表を予定通り実施。

　例年、応援団や各サークル・YOSAKOIサークル翔楽舞のメンバー等が会場に駆けつけ合格者を歓迎するが、今年は自粛し、受験者とその保護者約30名ほどが発表を見に来ただけの寂しい発表となった。

　白い布で覆われた合格者番号の書かれたボードが、担当者によって運び込まれ、10:00に布が外され、同時に学校HPでも発表された。

　昼間コース301名、夜間主コース32名、専門学科･総合学科卒業生入試6名、私費外国人留学生入試9名が合格。自分の番号を即座に見つけて喜ぶ受験生らの声が響いた。

　小樽潮陵高校の高野遼さんは夜間主コースに合格し、「受かると思わなかったので嬉しい。大学では英語を学び、しっかりと話せるようになりたい。勉強に専念でき、ここまで来られたのは親のお陰。ありがたい」と喜んだ。

　札幌平岸高校の多田優介さんと小松功顕さんは、昼間コースに合格。多田さんは、「けっこう勉強した。合格できて嬉しい。すぐに家族に連絡した。大学では英語を頑張り、フットサルのサークルに入りたい」と話し、小松さんは、「とてつもなく嬉しい。YOSAKOIサークルに入りたい。親やお世話になった友だちにも、合格したことを伝えたい」と話した。