ミスおたる運営協議会(西條文雪会長)は、3月末をもって任期終了の2019ミスおたるに代わり、共に小樽在住の大学生・越智千香子さん(22)と飲食店勤務の藤井美縁さん(21)が、2020ミスおたるに決定したと発表。
1月15日(水)~2月25日(木)の募集期間に、5名(19~27歳)の応募があり、3月3日(火)に、西條会長(審査員長)と9名の審査委員が審査会を行い、この2名に決定。
3月5日(木)9:00から市役所(花園2)2階市長室で、迫俊哉市長と小山秀昭副市長への報告を兼ねて訪問。
迫市長は、「皆さんの力が充分発揮できるよう期待している。各地の物産展では小樽をPRし、潮まつりでも沢山の人に来てもらえるよう役立ってもらいたい。いろいろなことを経験して成長できる時間」と期待を寄せた。
越智さんは、北海道大学水産学部3年で、海洋科学の研究を希望。スキーサークル所属で、SAJスキー検定1級を取得。漢字の勉強中で、努力を惜しまず、常に向上心があることを長所として上げ、人前で話すのが苦手で、それを克服するために、人前で話す機会があるミスおたるに応募したという。
「おたる水族館は展示など充実した施設なので、水産学部で学んだことを活かせる同館をPRしたい」と意欲を示した。
一方、藤井さんは韓国で生まれ、10年間在住し、その後小樽に移住。北星学園女子高校英語科に通い、アメリカ留学の経験もある。北星学園大学短期大学卒業後は、札幌や小樽でアルバイトを3件掛け持ちするバイタリティがあり、さらに語学を磨き、韓国語と英語・日本語の語学力を持ち、明るく元気なことが長所。
観光地には、あまり心が落ち着く場所がなく、小樽には良い所が沢山あるが、あまり知られていないところをPRしたいと応募。
「レトロチックな町が好きで、小樽は海と山に恵まれ、手宮公園の桜を紹介したい。奥沢周辺には銭湯も多く、レトロなお風呂が楽しめるのも伝えたい」と熱意をアピールした。(写真左:越智さん・右:藤井さん)
27日(金)11:00から、小樽観光物産プラザ(色内2)1番庫ギャラリーで交代式と任命式を予定している。
初仕事は、例年ならばクルーズ客船歓迎式となるが、今のところ未定。2019ミスおたるの活動回数は2名で延べ60回。新年度のミスは、これを越える活動回数を見込んでいる。
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