1990(平成2)年に始まったセンター試験は、来年から大学入学共通テストとなり、2020(令和2)の今年が最後となった。
全国での志願者は、昨年に比べて19,131人減の557,699人となり、大学や高校など689ヶ所の会場で試験に挑む。
後志唯一の試験会場となる小樽商科大学(緑3)での志願者数は、昨年より3人多い550人(男304・女246)だった。
マイナス3℃前後の真冬の寒さに見舞われたが、雪による交通機関の乱れもなく、大学の校門前には、高校教師や塾講師らが、生徒を激励するために集まり、家族の車に送られて到着した受験生に「がんばれ!」とエールを送った。
同大では、試験室が昨年より1室減り7室で実施。100名が受験できる第3試験室(210講義室)では、第1日目の地理歴史・公民の試験を受ける受験生が、緊張した面持ちで係の説明に耳を傾け、問題冊子と解答用紙が配布されると、張り詰めた空気が漂った。
1日目は、9:30から地理歴史・公民が始まり、国語・外国語・英語(リスニング)と続き18:10に終了。2日目は、9:30から理科①が始まり、数学①・数学②・理科②で17:40に終了を予定している。
◎関連記事