小樽商科大学(緑3)本気プロの町会と連携による地域コミュニティの活性化チームは、1月11日(土)10:00から15:00まで、市立小樽図書館(花園2)2階視聴覚室を会場に花三工作教室を開き、子どもや大人約30名が職人から技を教わった。
職人が多い花園東三町目会の協力の下、地元の小学生らが、職人から技を直接学ぶ貴重な機会となり、もっと職人に興味を持ち、同町会の魅力を知ることで、足を運ぶ人を増やし、このエリアの活性化を目指している。
堀口雅行町会長、千葉忠紋店・千葉豪氏、町会員らが講師となり、折り紙の万華鏡とアルミ缶の折り鶴、紋の扇子制作体験が行われた。
堀口町会長は、「職人芸を掘り起こし、町会の活性化になればと思う。以前は映画館等があり大繁華街だった。畳屋・板金・写真館等もあり職人が多かった。改めて、思いを起こし、活性化のひとつになればと思う。ぜひ楽しんでもらいたい」と挨拶した。
10:00から、堀口町会長が講師のアルミ缶を使った折り鶴作りには6人の大人が参加。女性町会員2名が講師の折り紙の万華鏡づくりでは、子どもから大人まで7人が参加した。
町会の友人に誘われて参加した女性は、「初めてで、難しいところもあった」と話し、男性は「家の飾り棚に飾る」と満足していた。
会場には、同町会の職人によるアルミ缶で作ったボールや、紋入りの扇子、畳職人の高橋嘉隆氏作成の畳コースターや鍋敷、職人の道具なども展示された。
11:00から2講座目の折り鶴づくり、13:00から千葉氏が講師を務める紋の扇子づくりが行われた。
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