小樽ユネスコ協会は、恒例のカレンダーリサイクル市を、1月10日(金)・11日(土)、小樽市総合福祉センター(富岡1)4階で開いた。初日は、10:00の開始から待ちわびた市民らが大勢押し寄せ大盛況となった。
企業や家庭に使い切れないカレンダーや手帳・ダイアリーを、先行実施する札幌ユネスコ協会の支援を得て開催している。
もったいない精神の下、リサイクルすることで、必要としている人に使ってもらい、環境保護も兼ねて紙資源を有効活用。活動で得た収益金はすべて、ユネスコ世界寺子屋運動支援をはじめ、ユネスコ活動・東日本大震災ユネスコ就学支援奨学金への継続基金・市立小樽図書館「ユネスコ世界文庫」の充実・焼失したユネスコ世界遺産の沖縄首里城の再建基金などに使われ、大事な役目を果たしている。
文字入りカレンダー100円、風景や動物・キャラクターカレンダー200円、人気の日めくり500円、初日分として20部を用意。手帳200円、ダイアリー300円、卓上カレンダー2個100円と格安で提供。
市内の女性は、「今まで札幌まで行っていたが、小樽で開催していることを知り、初めて会場に来た。気に入ったものが見つかった」と買求めていた。
安達久美子副会長は、「豊富な種類のカレンダーを札幌からいただいてきた。今年は10回目の開催となり、市民にも定着している。ぜひこの機会にいらしていただきたい」と、来場を呼びかけた。
同リサイクル市は、11日(土)も同会場で、12日(日)と13日(月)は長崎屋小樽店(稲穂2)1階中央公共プラザで、各日10:00~16:00を予定している。
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