夏と冬の長期休暇を活用して英語力をアップさせようと、小樽英語教育研究会(宮澤知会長)主催の英検対策講座が、1月9日(木)9:00から、市立北陵中学校(清水町5)で開かれ、小学3年生~中学3年生の36名が参加し熱心に取り組んでいた。
2018年夏休みに初開催された対策講座は、今回で4回目となる。英検資格取得を目指す小中学生を対象に、同研究会の外国語教員9名と市内ALT(外国語指導助手)6名が講師を務めた。
5級クラス5名・4級クラス19名・3級クラス12名に分かれ、過去問を用いてリーディングやライティング力を強化し、ALTとの面談などが盛り込まれた。
12名が受講する3級クラスの2時間目は、10問中6問正解を目標に、リスニングを中心とした過去問に取り組んだ。
4級クラスでは1対1でALTとの面談が行われ、10分間ほど英語での会話で、年齢や趣味・好きなスポーツなどの質疑応答を行い、貴重な時間を過ごした。
3級以上の受験では、1次試験に合格後、2次試験に面接試験があり、音読・文章や絵に関する問い・受験者自身に関する質問について、ALTと練習した。
2回目参加の吉田茉央さん(中1)は、「英検5級を持っているので、今月末の検定で4級に挑戦。内容は難しいが、分かりやすく勉強になった。今後いけるところまで挑戦したい」と話した。
宮澤会長は、「英語能力測定テスト(IBA)が10月に実施されたこともあり、英検受験者も増えた。この対策講座で、ALTとの面接指導は有意義な機会となる。各級のポイントを学び、小学生にも過去問題を指導し、勉強になると思う。英語力は必要だ」と話した。
2019(令和元)年度第3回検定は、1月26日(日)に本会場、1月24日(金)・25日(土)に準会場で実施される。詳しくは英検まで。
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