令和になって最初の日の出を見ようと、全国各地では、眺望の良いところに人々が集まって賑わい、神々しい初日の出を拝められた場所もあったが、小樽では厚い雲に覆われ、残念ながらその姿を見ることは出来なかった。
1月1日の日の出を初日の出といい、日本では、元旦(1月1日の朝)に昇る太陽を拝む風習がある。
悪天候が予報された小樽では、3:44にマイナス8℃を記録。日中でもマイナス5℃前後の厳しい寒さとなった。
それでも初日の出を見ようと、祝津パノラマ展望台周辺には、駐車する車の列ができ、約30人ほどが集まった。
日の出時刻は7:07頃。雪も降り雲に覆われたままで、予定時刻を過ぎても太陽は顔を出すことはなく、残念な初日の出見物となった。
高島岸壁は人影もなく、波の音だけが響き、ここでも太陽は見えなかった。
JR小樽駅の待合室やエントランスホールには、大きなスーツケースを持った人が、家族の車に送られて来るなど、いつもと変わらない雰囲気が漂っていた。
厚い雲に覆われた空から、太陽が顔を出したのは10:00前頃。令和最初の太陽が街を照らしていた。
元旦9:22、札幌管区気象台では、石狩市に暴風雪警報を、小樽に風雪・波浪・なだれ注意報を発令し、引き続き注意を呼びかけている。
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