フェリーターミナルと船内巡回 年末特別警戒

 小樽海上保安部(港町5)と小樽警察署(富岡1)は、年末年始の輸送繁忙時期における安全確保のため、年末年始特別警戒(12月10日~1月10日)に伴うフェリー合同警戒を、新日本海フェリー(築港7)と協力して、12月27日(金)新潟に向けて17:00出港予定の「らべんだあ」の船内と、同フェリーターミナル内の点検と警備を行った。

 

 官民一体となって、テロや犯罪防止意識の啓発を目的に、小樽海上保安部6名・北海道警察札幌方面小樽警察署4名・同社2名の職員が参加して行われた。

 

 15:50から、同ターミナル1階と2階のコインロッカーやゴミ箱や各フロアーの隅を巡回し、金属探知機等で不審物がないかを確認。

 

 船内では、乗客が乗船する前に、4階の宿泊スペースやゴミ箱を点検し、乗客の乗船が始まる16:15から16:45まで、2ヶ所の出入口に海保と警察官が立って警戒検問を実施した。

 

 同保安部警備救難課・宮澤秀典課長は、「特別警戒することで、テロや犯罪の抑止に繋げ、官民が協力して話ができる関係を作り、さらなる連携強化に繋げたい」と話した。

 

 ターミナルとフェリー船内で約1時間ほど見回りや点検を実施し、警備の強化に努めた。

 

 3つの機関が連携して特別警戒にあたるのは、5月の連休時と8月の夏休み、今回の年末で3回目となる。

 

 ◎小樽海上保安部HP(外部)

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