2020小樽雪あかりの路発会式

 第22回小樽雪あかりの路実行委員会(西條文雪実行委員長)の発会式が、12月25日(水)14:00から、小樽市公会堂(花園5)1号室で開かれ、西條委員長をはじめ、小山秀昭副市長と各委員ら約30名が参加した。

 

 イベントの概要が説明され、スノートンネルの復活や前夜祭を企画し、開催期間中1万本の灯りでもてなす。

 

 日程は、令和2年2月9日(日)から16日(日)までの8日間とし、8日(土)に前夜祭とオープニングセレモニーを行う。

 

 旧手宮線を盛り上げる人気スポットのスノートンネルが、第19回以来、約6mのトンネルとなって復活。そのため、小樽青年会議所が担当する滑り台を、小樽芸術村の中庭から、再び旧手宮線に移動する。

 

 冒頭、西條委員長は、「ボランティアの確保が重要となり、各委員が一致団結する良い機会となる。

 

 先日21日に、企画した8年ぶりの花火は良い評価を受けた。この雪あかりの路も、良い評価が得られるように内容を充実させて、皆さんに良い評価が得られるようなイベントにしたい」と挨拶した。

 

 メーン会場は、手宮・運河・朝里川温泉、準メーン会場は、天狗山・小樽芸術村、あかりの路会場は市内40ヶ所を予定し、冬の夜を活性化させ、時代が変わっても変わらないものを、手作りの温かさを伝えることをコンセプトに開催を続ける。

 

 小樽出身の伊藤整の詩集「雪明りの路」の「雪夜」が由来として、伊藤整没後50年を迎える今回は、オープニングセレモニーで、平間さと子さんのピアノ演奏をBGMに「雪明りの路」の詩を朗読。来賓によるメッセージキャンドル献灯やボランティアスタッフによるバケツキャンドル点灯、ゴスペルライブを予定している。

 

 第21回の前回は、2,122名のボランティアが参加し、支えられているイベント。国際情勢の影響で、ボランティアの確保が危ぶまれる中、新たに台湾ボランティアチーム「友好(ヨーハオ)」を結成し、地元の小樽商科大学学生や高校生に参加を呼びかけている。

 

 学生ボランティア募集は、2月9日(日)~16日(日)の13:00~22:00の中で活動できる時間。会場のオブジェ作りやロウソクの点灯、来場者のカウント・ゴミ拾いなどに協力する。

 

 地域連携部会のメンバーにより、5名以上の団体やボランティアに、あかりの路会場や作り方などの出前説明会を行う。

 

 第22回の予算額は、台湾ボランティアのための現地説明会の旅費やスノートンネル制作費、増税による費用増額を見込み、22,494,000円を計上。多くの協賛を募っている。

 

 初めての前夜祭では、17:00から浅草橋で模擬人前結婚式の告知ムービーを上映し、17:30から小樽芸術村ステンドグラス美術館で同結婚式を開き、新郎新婦は人力車で移動してオープニングセレモニーにも参加する。今回の同結婚式を動画や静止画で記録し、第23回開催に向けての告知に使用する予定。

 

 ◎小樽雪あかりの路HP(外部)

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