この時期としては暖かい穏かな天候が続く小樽では、12月16日(月)に5cmあった積雪が、同日15:00にはゼロとなった。
17日(火)深夜には、気温が0.5℃まで下がったものの、その後は除々に上がり、日中にかけてプラス気温で経過し、13:30には最高気温8.1℃を記録。11月中旬並みの暖かさとなり、引き続き、積雪ゼロが続いている。
今シーズンの小樽の積雪状況は、11月14日に2cmを記録し、解けたり積もったりしながら、12月4日に最高積雪14cmを記録。16日に5cmまで解け、その後ゼロとなった。
市民にとっては、雪が少ないのは嬉しいことだが、ウインタースポーツに期待するスキー場にとっては頭の痛い状況だ。
天狗山スキー場では14日(土)のオープンを見合わせ、朝里川温泉スキー場は、7日(土)のオープンを14日(土)に変更して一部滑走を可能にしている。スノークーズオーンズも、2人乗りリフトを22:45まで運行し人工雪コースで対応している。
18日(水)は冬型の気圧配置となり寒気が戻る予報。日本海側やオホーツク海側では雪が降りやすく、午後にかけて気温が下がり、夕方以降は氷点下となり寒くなる見込み。路面状況の変化に注意を呼びかけている。