70名のサンタラン! 本気プロ社会貢献チーム

 

 

 小樽商科大学の本気で小樽の活性化を考える、本気プロの地域と人を繋げる社会貢献チームは、12月14日(土)13:30から、小樽初の「小樽サンタラン2019」を実施した。

 

 サンタランは世界各地で開かれ、参加者がサンタクロースの衣装でコースをランニングし、その参加費が病気と闘う子どもたちのクリスマスプレゼントになるイベント。北海道ではウォーキングで行われ、札幌・旭川・函館など毎年恒例のイベントとして定着している。2018(平成30)年の札幌イベントでは、参加者200名が大通りを歩いた。

 

 小樽サンモール一番街(稲穂2)をスタート地点として、小樽・札幌・旭川の子どもから大人まで約70名が、サンタクロースの衣装を纏い集まった。

 

 開催式では、同大応援団が檄文を読み上げ、サンタクロースの格好をした参加者が2列に整列して出発。小樽運河浅草橋から運河散策路へ、竜宮橋を越えた広場で記念撮影し、小樽観光物産プラザ(色内2)まで行進した。

 

 途中、大勢の観光客や通行人に出会う度に、笑顔で「メリークリスマス!」と手を振り合った。


 同プラザに到着後は、病気と闘う子どもたちに贈るメッセージカードに、「元気に幸せに過ごせますように」などと書いたり、手作りのミニクリスマスツリーの作成を行い、同大よさこいチーム翔楽舞による簡単な踊りの講座も開かれた。

 

 6回の開催を続ける旭川サンタラン実行委員4名が、自前のサンタクロースとクリスマスツリーの衣装を纏って応援に駆けつけ、笑顔で手を振る女性メンバーは、「観光客の方が沢山いて、やりがいがあり楽しい。入院している子どもたちにプレゼントを贈るのを前提に、有志が集まった姿をみんなに見ていただき、みんなが幸せになれればと願いを込めて歩いている。機会があれば、また参加したい」と話した。

 

 保育士を目指す北翔大学1年の女性3名は、「大学に参加の依頼があり、地元小樽の開催で、病院の子どもたちにという素敵な思いに賛同して、参加を決めた。とても楽しい」と話した。

 

 参加費の一部を集めて購入したクリスマスプレゼント、メッセージツリーとカードは、17日(火)に小樽協会病院(住ノ江1)に届けられる予定。

 

 ◎#サンタラン(twitter)

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