小樽中央ライオンズクラブ(稲村宗彦会長)と小樽市交通安全指導員協議会(本間博会長)共催による交通安全街頭啓発が、12月13日(金)16:00から、サンモール一番街(稲穂1)で開かれた。
同クラブ5名・同協議会15名・女性指導員5名・小樽市生活安全課4名の計29名が参加。
稲村会長は、「毎年、市民の交通事故死0を目指して活動しているが、今年は1名の死亡。交通指導員と会員の情熱で、なんとしても犠牲者を出さないように、これからも活動を続ける」と決意を述べた。
本間会長は、「これまでの活動の中で、初めて1名の死亡に留め、街頭啓発が市民へ効果がある」と述べた。
同クラブは、夏の七夕交通安全キャンペーンに続き、12月はクリスマス交通安全キャンペーンを実施している。クリスマスにちなみ、菓子入りのミニブーツ等の交通安全啓発物250部を寄贈。歩行者に配布しながら、交通安全を呼びかけた。
地域安全活動推進委員総括リーダーで、おたる自主防犯ボランティア団体連絡協議会の前田俊明会長がサンタクロースに扮して、街頭啓発を盛り上げた。
12月11日までの北海道での交通事故死者数は、前年より8名多い143名。小樽では前年2名で、今年は1名に減少。1995(平成7)年では20名も亡くなり、2008(平成20)年から一桁に減少した。
引き続き、同協議会メンバーで作る飲酒運転根絶見廻り隊13名による街頭啓発も行われ、のぼりを持った一行は、サンモール一番街内にあるろまん横丁で営業中の5店舗を訪問。各店主に、飲酒運転撲滅を訴えるミニチュアのぼり・メモ帳・ステッカーを渡し、飲酒運転撲滅への協力を求めた。その後、飲酒運転根絶をアピールしながら、小樽市役所まで歩いた。
同見廻り隊は、小樽市銭函ドリームビーチ付近で4人が死傷した飲酒運転事故後に結成され、1月~3月以外の毎月13日前後に、飲酒運転根絶を願い啓発活動を実施。酒を飲む機会が多くなる12月だけは、夜に啓発活動を実施している。
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