手稲在住の小樽商科大学経済学科4年生の落合亮さんと色内振興会が協力し、色内大通りのプロモーションの一環として、「色内大通りカレンダー2020」を制作。11月に発売を開始した。
落合さんは、「色内地区は小樽発展の歴史を物語る建物が沢山残り、今も活用されている。色内通りの魅力を知ってもらうきっかけとなれば」と完成を喜んでいる。
大学に通うため小樽に来る回数も増え、歴史的建造物の写真を撮り続け、地域振興のイベントにも参加して小樽愛を深めてきた。
自ら色内通りの歴史的建造物に足を運び、同大の大先輩伊藤整が愛用していた後継機・オリンパスのPEN‐Fを使う拘り様。熱い思いに賛同した色内大通りの店舗や企業の協賛により実現した。
色内大通りとしても、今年5月に同復興会を発足。団体としての地域活性化に向けた取り組みは初めてで、落合さんの思いが、小樽の老舗企業等を動かしたことになる。
昨年4月頃から制作に入り、旧日本郵船小樽支店や旧第四十七銀行小樽支店などの歴史的建造物を撮影と、説明文や構成を行い、今年11月11日にA4サイズ・300部が完成。表紙には、落合さん自身が作ったキャラクター“北前カナル”を起用した。
堺町通りと北運河の間にある色内大通りが賑やかになり、北運河への活性化にも繋げたい意気込みだ。
すでに、協賛企業の渋谷建設、石と鉄 STONE and IRON、北勝庵、和菓子屋工房游菓と一番庫カフェで、500円(税込)で販売を開始している。
また、令和2年1月中旬以降に、色内大通り関係者によるトークイベントを予定している。詳しい内容は未定。
カレンダー問合せ・受付は北前カナルプロジェクトへ。