小樽市は、12月3日(火)開会予定の小樽市議会第4回定例会提出議案等の概要説明を、11月26日(火)15:00から、日栄聡総務部長、前田孝一財政部長らが出席して行われた。
第4回定例会提出議案は、令和元年小樽市一般会計補正予算をはじめ、小樽市職員給与条例等の一部を改正する条例案、公共施設の使用料金改定に伴う条例の一部を改正する条例案等32件、公用車による損害賠償に関する専決処分報告2件、最終本会議に提案予定の小樽市公平委員会委員の選任や、人権擁護委員候補者の推薦についての人事案件2件を予定している。
令和元年第4回定例会補正予算(案)の概要は、地域密着型サービス事業所の開設に当たり、準備経費の一部を助成する介護サービス提供基盤等整備事業費交付金1,400万円を、国内外の観光客の通信利便性の向上を図るための「堺町通り商店街公衆無線LAN延長整備事業費補助金」82万円を計上した。
債務負担行為として、国立小樽海上技術学校の存続に向けて、令和元年度末で閉校する小樽商業高校の施設等の取得費(令和2~11年度2億円)や、消防署手宮出張所と高島支所を統合した新庁舎の早期発注を図るために、6億9,700万円等(令和2年度)を計上し、小樽市総合博物館(手宮1)本館駐車場に令和3年3月の完工を予定している。
また、本市では、令和2年度公共施設の使用料及び手数料の改定について、平成17年度以降、4年毎に定期的に見直しを行ってきたが、平成29年度の改定においては、平成28年第4回定例会で議案が審議未了で廃案となり、平成25年度以降の料金改定が行われていない。道内他都市とのバランスの検証の必要性等から、令和2年度に向けて必要なものについて改定を行うとした。第4回定例会で議決後、周知を図り、令和2年4月1日から実施する予定。
不動産の処分については、旧学校給食新光共同調理場の土地及び建物を売払処分する。売払価格は7,007万7,000円。売払先は、アイホーム株式会社(稲穂2)。