第22回小樽雪あかりの路(2020.2.9〜16)の展示用ワックスボウル作りが、11月26日(火)13:00から、ヴェラス・クオーレ小樽(花園1)1階で始まった。
作業に精を出すのは、初参加の小樽案内人3名を含むおたるおもてなしボランティアの会の12名。
今日が製作初日となり、初参加の3名は、先輩の手ほどきを受けながら、ワックスボウル作りに挑戦した。
ワックスボウルは、小樽雪あかりの路の会場でロウソクを灯して設置し、幻想的な灯を演出。多くの来場者を目を楽しませている。来場の思い出として販売用も制作している。
初参加の1人は、「これまでも実物を見てきたが、実際に作成してみると全然違う」と驚いていた。
作業は、約70℃に加熱されロウが入った大きな鍋に、水を入れて膨らませた風船を浸したり上げたりを100回以上繰り返し、風船にロウを付け厚みを持たせる。筋肉痛になる参加者もいるほどの重労働。
ロウが冷めたのを確認し、内側の風船を割ると、ボール型ロウが出来上がる。ふちの部分をカッターで切って整形し、押し葉を見栄え良く貼り付け完成。
開始1時間で5個のワックスボウルを完成させた。今日は約30個を予定し、12月20日(金)まで週1回の計4回で、100個の完成を目指している。
同会は、ワックスボウル製作のほか、運河会場の設営と総括を任され、同イベントに貢献している。
同会事務局の野澤和男さんは、「8月の実行委員会から、自分の中ではイベントは始まっている。2ヶ月前から落ち葉を集め準備してきた。会場で、訪れた人に“綺麗”と言われると頑張ろうと思う。ボランティア希望があれば、ぜひいらしてください」と話した。
この他、小樽観光ガイドクラブは、花のつかないミニワックスボウル200個、小樽緑のまちづくりの会は、花付きのワックスボウル50個を分担して作成し、会場用は300個を予定している。
個人ボランティアは、販売用のワックスボウル(大)250個などを任され、制作に協力している。
第22回小樽雪あかりの路は、2020年2月9日(日)~16日(日)に開催。8日(土)に前夜祭を予定している。
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