長年に渡り熱心な町内会活動を通じて、地域社会の発展に多大な貢献をした令和元年度町会関係功績者の顕彰式が、11月20日(水)9:30から小樽市役所(花園2)3階第2委員会室で行われた。
市内各町内会で、会長や副会長・部長などの職に10年以上在籍した3名と、20年以上在籍した15名の計18名のうち、8名が出席して、迫俊哉市長から賞状が手渡された。
迫市長は、「快適で安全なまちづくりを第一に考え、地域の清掃や、花植えなどの美化活動、市や警察・消防と連携して、高齢者や子どもを守るための活動や、災害の備えとしての防災訓練など積極的に参加するなど、あらゆる町内会活動に対して尽力していただき、心から感謝する。
大雨・台風などの甚大な被害が起こり、日頃の備えが大切だと感じている。備えの体制作りは町内会の協力がなくてはならないもの。共に助け合う共助こそが、災害時の多きな力になる。今後とも、市と町会が連携した体制作りを進めたい」と述べた。
小樽市総連合町会・増田榮治会長は、「近年、町内会への関心が薄れ、加入率の低下や役員のなり手不足など、大変苦労していると聞いている中、全国各地で予想を超える自然災害が起こり、自主防災作りや地域の絆が見直され、町会の必要性が再認識されている。小樽に住んで良かったと思えるまちづくりを、市関係団体と連携を強化し目指したい」と、更なる発展に期待した。
受賞者を代表して、扇町会の小山哲太朗会長は、「自分たちの地域は自分たちが守るを基本に、住民の理解と協力を得ながら町会活動に参加して、明るく住みよい安全で安心なまちづくりに寄与することがもっとも重要。
それには、町会と行政が密接に連携を図りながら、より良い町会運営を目指し、町会長をはじめ役員は、これまで先輩が築き上げてきた自分たちの地域を住民みんなでしっかりと守っていく責任がある」と、決意を新たにした。
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