小樽観光協会と余市観光協会の共同プロモーション「小樽余市ゆき物語」が、11月1日(金)に同時開幕した。2020(令和2)年2月16日まで108日のロングランで展開する。
小樽では、16:30から浅草橋街園(港町5)で、野口沙世さんがMCを務め、オープニングセレモニーが開かれた。運がっぱも祝いに駆けつけ、観光客も集まった。
小樽観光協会・米花正浩副会長が、「雪が降る季節に訪れる皆さんをお迎えし、笑顔で帰ってもらいたいと、生まれた冬の重要なイベントのひとつ。見所は、小樽運河に1万個もの青いイルミネーションが、ロマンチックな雰囲気を醸し出す。余市との連携事業で、余市駅周辺には琥珀色のイルミネーションを飾り、訪れる皆さんを温かく迎えると聞いている。小樽と余市で心と体を温めてもらいたい」と挨拶した。
夕暮れ時の青みが残るブルーアワーのタイミングに合わせ、ゴスペルグループの浅原富希子&Sea of Graceによる「Let it be」が流れる中、青色LEDが一斉に点灯し、歓声とともに運河が青色に包まれた。運河クルーズ船も青色LEDで飾られ、より一層幻想的な光景に包まれた。
ゴスペルの澄み切った歌声が響き渡り、小樽運河をバックに写真撮影を楽しむ人々で混雑した。
小樽観光物産プラザ(色内2)内には、撮影スポットとなる同物語定番のワイングラスタワーが積み上げられたグラス2,000個の輝きを放ち、前庭では浮き玉150個を展示する高さ約3mのツリーも点灯。ロマンチックな物語を演出した。
名古屋から北海道旅行で訪れていた20代の男性は、「札幌をメインに、一人旅の途中で初めて小樽を訪れた。ゆき物語の開幕が目的だったので観ることができて良かった。今日は一日、小樽を楽しんでいる」と話していた。
翌日2日(土)から2020年1月25日(土)までの11回、同プラザ内に小樽キャンドルカフェ&バーを開店。キャンドルでロマンチックを演出し、小樽や余市の酒や肴をカジュアルスタイルで提供。ソフトドリンクやホットドリンクも用意。
6日(水)~2020年2月2日(日)は、小樽観光の玄関口JR小樽駅で、ガラスアートギャラリーがスタート。アトリエ・セツが新たに加わり、8工房でゆきだるまをオリジナルアートで囲み、華やかさを演出するなど、多彩な催しを企画している。
◎関連記事