朝里ホーネッツ全道優勝報告 市長表敬訪問

 小樽市立朝里小学校と小樽市立潮見台小学校の児童で作る少年野球チーム「朝里ホーネッツ」(藤原好宏監督)は、9月15日(日)に札幌市北区の太陽グループ少年野球場で開かれた、TAIYO GROUP杯争奪第26回全道少年軟式野球選抜大会(新人戦)で優勝。

 

 結成した2011(平成23)年の出場以来、8年ぶりに全道大会にコマを進めての初優勝。全道661チームの頂点となり、北海道ブロック代表として、2020(令和2)年7月に開催の第38回少年軟式野球世界大会国内予選大会(東京開催)の出場切符を獲得。

 

 10月18日(金)16:30から、小樽市役所(花園2)2階市長応接室で報告会が開かれ、藤原監督・石橋京太コーチ・2年生~5年生16名がユニホーム姿にメダルをかけて出席し、迫俊哉市長・小山秀昭副市長・林秀樹教育長が対応した。

 

 藤原監督は、全道大会の経過について報告。全道各地の支部を勝ち抜いた16チームが出場し、同チームは、4年生2人と5年生7人がスターティングメンバーとして、優勝を目標に定め、2回戦目に山場を迎え、3点先制したが、その後点が入らず4対4でタイムブレーク。2回延長後、抽選で勝ち上がった。

 

 決勝戦では、強敵の伏古わんぱくボーイズと対戦。今までやってきたことを信じて、エースの五十嵐日向君(小5)が最後まで投げて、1対0の完封勝利を収めた。五十嵐君については、「存在が心強く、緩急のあるピッチング」と褒めた。

 

 このチームとは9月の違う大会で負けているが、監督の「最高の舞台でリベンジしよう」とチーム力を奮い立たせ、日向君が投げ、みんなが守り、何がなんでも勝つという思いで優勝できたという。

 

 迫市長は、「優勝おめでとう。完成されたピッチャーを中心としたまとまったチーム。全国大会では、何があるか分からないため油断せずに、チャレンジを重ね、今までと同じように努力してもらいたい。気を抜いたらチャンピオンになれない。小樽全体の野球レベルが上がる」と激励した。

 

 全国大会へ向けての意気込みをキャプテンの森田琉海君(5年)は、「守りぬく野球をして優勝したい」と述べた。

 

 藤原監督は、「守りを主体としているが、メンタルが弱く、冬の間に、ピンチやチャンスの時に堂々と闘える精神を作りたい」と述べた。

 

 同チームは、夏場はほぼ毎日16:00~20:00に練習。冬場は週4~5回3~4時間ほど、小学校体育館等で練習に励んでいる。

 

 ◎朝里ホーネッツHP(外部)