10月7日(月)9:30から、小樽市役所(花園2)2階市長応接室で、塩谷1丁目に太陽光発電所建設を反対する署名を、迫俊哉市長に提出した。
塩谷太陽光発電所問題を考える会の堂端幸彦代表と、同住民の会・菅原博代表が出席し、9月からこれまで、近隣住民をはじめ、通勤者・塩谷地区住民らの650筆の反対署名が集まり、嘆願書を読み上げ強く建設中止を求め、迫市長に手渡した。
旧塩谷C住宅公営住宅敷地(塩谷1丁目)約5,359.76㎡に、くにうみエナジー株式会社(本社東京都)が、昨年6月に市から土地を買い取り、住民に説明もなく建設計画を進め、現在も不十分な説明で理解が得られないまま、住民らは建設工事の中止を求めている。
建設予定地は閑静な住宅地で、高齢者も世帯も多く、不安なくゆっくり暮らす場所には不要で、太陽光発電所は、市の安心安全を脅かすものと市へ建設中止をさせるよう求めた。
迫市長は、「十分な説明もなく不信感を持ち、地域の方の理解を得て、工事を進めてもらいたい。行政としては、工事を止める権限はないが、事業者との間に入り、安心安全を守る努力をしたい」と述べた。
住民への説明会でも、報道機関をシャットアウトするなど、不信感がさらに増し、事前に時間変更に伴う反射光の動き等のシュミレーションは重要となるが、それも未だに提出されていないままだ。
建設予定地側の住民の1人・菅原さんは、「シュミレーションを提出するよう求めたが、未だに何もなく整合性が取れない」と不信感を募らせていた。