9月12日(木010:00~15:00に、小樽市保健所(富岡1)主催の第36回小樽市食生活展が、長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザで開かれた。
市民の健康づくりに関する事業の一環で、「元気で長生きするために」を総合テーマに、家庭や地域において食生活を改善するために、正しい知識と健康づくりの普及啓発を目的としている。
小樽食生活改善協議会(上野誠子会長)の食生活改善推進委員87名(30代~80代)のうち40名と保健所職員4名、天使・藤・酪農・名寄市立・北海道文教大より栄養士になるための実習生10名がスタッフで参加。健康づくりや食生活改善のパネルや料理展示等を行い、来場者の疑問や食生活の改善へのアドバイスを行った。
11:15から、実習生による「食事バランスガイドの説明」が開かれた。バランスの悪い食事や運動不足が原因となり、癌や心臓病での死亡率が高く、食事バランスガイドを使って、70歳男性の食事を来場者と共に検証した。
13:45からも「野菜を食べよう」と題して、バランスの良い食事内容を紹介。1個に400mgのカルシウムが含まれているという、おからを使ったコロッケを紹介。
高齢者は骨折が多く、カルシウムを意識しようと、1日600~700mgのカルシウムが必要だが、カルシウムは摂れているか、カルシウムはどんな食品か、野菜にどれくらい含まれているかを展示した。
健康増進課・菊池郁子主査は、「食生活改善のための大切なイベントで、改善のヒントになれば」と期待を寄せた。
来場者は、「野菜を食べようと思った。バランスの良い食事内容が大切」と関心を寄せていた。
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