一般社団法人小樽青年会議所(鹿角健太理事長)は、8月24日(土)と25日(日)の両日、運河中央橋から竜宮橋までの散策路と竜宮橋から運河公園までの道路を、9:00から22:00まで通行止めにしておたる運河マツリを、運河公園をメイン会場に北運河ルネサンスを同時開催した。
小樽運河を新しい活用法で賑わいを創出しようと、中央橋から北浜橋エリアに、小樽・後志の雑貨・工芸品店やキッチンカー7台を含め35店が軒を連ね、珍しい試みに観光客や市民らが訪れ、ショッピングストリートを楽しむ人々が行き交った。
移動販売車のタルシェ号をはじめ、たこ焼き・からあげ・ベビーカステラのキッチンカー、札幌に本店のあるスープカリーの奥芝商店では、小樽限定のカレーパンを販売。
高島に店舗を構える漁師食堂「すずなり」も出店。高島の漁師直送の今朝獲れた小樽産のたこを使ったたこめし(初日のみ)やイか焼きを販売。
小樽八角屋ブースでは、会場で茹でたてのニセコ直送メグミゴールドと美瑛ピュアホワイトコーンを提供。ワッフルにチョコやクッキーをトッピングした歩きながら食べられるお菓子も。
株式会社神明堂美鶴屋事業部ブースでは、水引のあわじ結びをアレンジしたイヤリングなどのアクセサリーやストラップ、ヘアゴムや髪留めを販売。簡単な製作のワークショップも予定している。
2015年から始まった同会議所主催の4回目となる北運河ルネサンスも同時に開催。運河公園を会場に、特設ステージでは、小樽潮保存会や太鼓衆鼓響の打演、9月開催のアニメパーティーと連携してコスプレシンガーも出演。
ルネサンスの見所となるイルミネーションバルーンの点灯式は、19:00から実施。あいにくの雨となったが、七色に輝くバルーンが風に揺れ、運河周辺を幻想的な光景にし、インスタ映えスポットが2日間限定で誕生した。
運河公園の休憩棟では、日本遺産に関するオリジナルパネル展も開かれた。市では2020年5月の認定を目指し、地域型の日本遺産認定後についても触れている。
親子で訪れた子ども達も楽しめるように、手づくりの艀に石炭を積むゲームや運河公園にバルーンを灯す射的などが人気を集めた。
ビアガーデンでは、ジンギスカンなどの飲食も楽しめ、ステージを観ながら、寛げるスペースを完備している。25日(日)も同じ内容で開催。
◎小樽青年会議所(外部)
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