夏の甲子園、第101回全国高校野球選手権記念大会6日目の8月10日(日)第3試合目は、南北海道を代表する北照高校と岐阜県代表3年ぶりの中京学院大学附属中京高校が対戦。
春の甲子園ではベスト8が2度あった北照は、2年連続5回目となる夏の甲子園で初の一勝を目指し、歴史を変えようを臨んだ。
同校集会室では、テレビ応援会が13:30頃から開かれ、サッカー部員や保護者、伊藤陸選手が出身の少年野球チーム・シーレックス奥沢の部員や市民約60人が集まり、支給された応援グッズを叩く音と声援が飛び交った。
5回表に桃枝丈選手のタイムリー初ヒットで、1点を先制したが、7回裏で中京の攻撃にあい、タイムリー2ベースヒットで追いつかれ、その後、逆転されこの回4点を奪われた。
気持ちを切り替え、8回表に、桃枝選手のヒットで加点し、最後の攻撃となる9回表に1点を取るが、あと一歩及ばず、北照は目標としていた一勝を逃がした。
サッカー部の古川周さん(3年)は、「最初勝っていて、途中から逆転されたが、諦めていなかった。サッカーの試合でも今日の野球部のように最後まで諦めないで戦いたい」と悔しんだ。
1年生部員の母親は、「最後まで勝てると思ったが、結果は残念。春季大会を思うと、ここまで来られたこと、応援させてもらったことに感謝する」と話した。
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