語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)による外国語指導助手(ALT)に、南アフリカ共和国国籍のビュークス・エリカさん(25)が着任し、8月6日(火)13:30から、迫俊哉小樽市長を表敬訪問した。
7月末で2年間の研修を終えて帰国した、ルビアン・ゾーシャ・クレアさん(25・南アフリカ共和国)の入れ替わりとなる。現在、小樽市には6名のALTが在籍。
エリアさんは、7月28日(日)に来日後、ALTを受入先の一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR・クレア)で、日本の教育システムや指導方法を学び、7月31日(水)に来樽した。
すでに、他のALTメンバーと交流し、小樽市教育委員会主催の夏季教員研修プログラム英会話スキルアップ講習会に参加。子ども達とは、8日(木)・9日(金)開催の小樽イングリッシュキャンプに参加する予定だ。
迫市長は、「早く子ども達と仲良くなり、2年間有意義な時間となるよう祈っている」と激励した。
子どもの頃から日本が好きだったエリカさんは、兄弟が楽しむ侍ゲームやポケモンにも興味を示し、来日の夢を膨らませていた。
大学で英語教授法(TEFL・テフル)を学んだ後、10~18歳の子ども達に、英語や数学を指導していた。出発前の5月に、着任先は小樽だと知らされ、インターネット等で下調べを行なっていた。
来樽後は、小樽の海や山の景色や食文化にも触れ、たい焼きや唐揚げはすでに味わったそうだ。雪を見るのは初めてでスキーを楽しみにしている。
エリカさんは、「もっともっと日本語を勉強して、子ども達を勇気づけ、沢山会話をしながら教えていきたい。できる限り言葉を楽しませたい」と意気込みを語った。
夏休み明けから、長橋中学校と忍路中学校で1週間交代で指導に入る予定。小学校からも要請があれば出向く。任期は1年更新で、2年以上を希望するALTが多い。
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