迫俊哉小樽市長定例記者会見が、7月31日(水)11:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で行われた。
迫市長は、北照高校野球部をはじめ、文化部門でも予選を通過した全国大会出場の報告を喜び、小樽出身の小池祐貴選手については、100m走9.98秒を出し更なる活躍を期待した。来月で就任1年となり、新たな想いに関しては次回に話すとした。
市からは、新幹線のトンネル工事で発生する有害物質を含む残土の受入について、札幌市厚別区では説明会で反対意見が相次ぎ、小樽市でも第2回定例会建設常任委員会で残土についての説明があったが、新函館北斗~札幌間約212kmのうち8割がトンネルで、発生土の処分が工期を左右する状況であると報告。
小樽市で発生する土は、通称伍助沢(塩谷4丁目)の私有地5万㎡で受け入れる話を進め、本日31日に、親和会館で住民説明会を開く予定で、市長は、調査の結果や環境、住民の様子を見ながら検討したいとした。
まもなく就任1年を振り返ってどうか?との記者からの質問では、「除排雪の問題や海上技術学校の存続、昨年9月の胆振東部地震を受けて、備えの重要性を認識し、順調に進んでいる。最大のテーマは人口問題。人口減の幅を小さくしても、活力や元気を維持できるよう望んでいる」と述べた。
太陽光発電については、「ガイドラインに添った形で説明し、地域住民の反対がある中では進める気持ちはない。まずは、住民にしっかりと説明してもらいたい」とし、今後も注視していく。
次回は、8月30日(金)11:00からを予定している。
◎関連記事