第53回おたる潮まつり開幕3日前の7月23日(火)、小樽市観光物産プラザ(色内2)前広場で16:00から、おたる潮太鼓保存会(木村文彦会長)若潮隊の総練習が公開された。
今年は、3歳~小学6年生の83名の男女が、本番同様に揃いの半纏と白い短パン姿で、男の子はねじり鉢巻、女の子は髪を結い手づくりの髪飾りをつけ、気合を入れて参加。
総練習に先立ち、木村会長は、「大きな声を出して、太鼓を叩いてください」と激励。
指導歴40年以上の仙福昭雄隊長の下、市立小樽美術館(色内1)地下1階で練習を重ね、今日の総練習まで仕上げてきた。樽太鼓・締め太鼓・大太鼓の3つの太鼓の音色と、若潮隊の元気な掛け声が響き、観光客や保護者がその様子を見守った。
小学1年から続けている奈須川漣君(小5)と、小学2年生からの相澤奏史郎君(小5)は、「隣同士で太鼓を叩いている。別々の習い事をしているので、同じことに取り組めて楽しい」と話した。
同会は、1967(昭和42)年に、第1回おたる潮まつりの開催を機に結成。日本海の荒波に小樽っ子の心意気を叩き上げたものが、“おたる潮太鼓”だ。18歳以上を親潮隊、中高校生をハマナス隊、今回練習した若潮隊は3歳から12歳で構成されている。
まつりを盛り上げる若潮隊は、初日の潮ふれこみ、2日目の潮ねりこみ、最終日には中央ステージで打演を披露し、観客を楽しませる。
公開総練習は、25日(水)も16:30から同広場前で行われる予定。
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