語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)による外国語指導助手(ALT)のルビアン・ゾーシャ・クレアさん(25歳・南アフリカ共和国)が、2年間の英語指導研修等を終え、8月6日(火)帰国することになり、7月18日(木)10:30から小樽市役所(花園2)2階市長室で、その報告が行われた。
ALTは1年更新で、現在、男女3名ずつの6名体制。
迫俊哉市長は、「英語指導だけではなく、まちづくりのイベント等に関り感謝している。今後もしっかりと英語教育に力を入れていきたい」と話した。
南アフリカ共和国・ヨハネスブルクで国語教師をしていたゾーシャさんは、2017(平成29)年7月26日に来樽し、主に、忍路中学校と長橋中学校で英語指導に携わり、市内7つの小学校の要請を受けていた。
教育委員会主催のイングリッシュキャンプやウインターキャンプ、ユネスコ英語祭、小樽潮太鼓保存会の太鼓演奏など、イベントにも積極的に参加。小樽のALTをはじめ、後志のALTとも交流があった。
小樽の印象を尋ねると、「山も海もあり、町が綺麗で食べ物も美味しくて、人々が優しくて親切。スノーボードも楽しみ、良い思い出が作れた」と満足していた。
帰国後は、カナダに移り、カナダと日本に協力できる仕事を探す予定だ。
本日午後から、長橋中学校での授業が最後となり、「生徒達は、みんな可愛い、元気に勉強していた」と別れを惜しんでいた。