7月26日(金)開幕の第53回おたる潮まつり(平松正人実行委員長)の要となる潮踊りの練習会が、7月1日(月)13:00から、小樽市観光物産プラザ(色内1)三番庫ギャラリーで始まった。
初日は、ミス潮の本間則恵さん(25)と西田真美さん(20)への特別指導日のため未公開で行われた。2人は、本番さながらに髪を結い、公式の浴衣を着て登場。
例年通り、指導役は日本舞踊藤間流扇玉会の藤間扇玉氏が務め、同会4名と、同まつり実行委員会メンバーも参加。
踊りに入る前に、綺麗な立ち方やお辞儀の仕方を学び、潮音頭から、扇玉氏の手ほどきを受けた。指先や足先まで細かくポイントを指導された。
優雅で綺麗な踊りの潮音頭に対して、10年後に、男踊りの潮踊り唄が加わったという。休憩を挟みながら、2時間ほどかけて2曲を指導。
手拍子は、気合を入れて音を出し、踊りながら呼吸を整えるなど、扇玉氏ならではの熱血指導が続けられ、今年も「イヤハッ」の掛け声が会場に響いた。
扇玉氏は、「50回までは参加するお祭り。50回過ぎからは見せるお祭り。子どもも大人も上手下手ではなく、お行儀良く参加してほしい。ミス潮の2人は、若さを表現して小樽の町を元気にしてもらいたい」と期待した。
本間さんは、「初めて踊るので、基本を完璧にして、自信を持って踊りたい」、西田さんは、「皆さんのお手本になるよう、引っ張っていけるよう、踊りを体にしみ込ませなけらば」と意気込みを述べた。
ミスおたるの大仕事ミス潮を務め、26日(金)のふれこみと27日(土)のねりこみ時に、小樽潮太鼓保存会に続き、先導する平松実行委員長の両脇にミス潮が並び、潮音頭(3回)と潮踊り唄(2回)を交互に踊りながら、街中を練り歩く重要な役どころ。市民や観光客から注目を集め、踊りの手本となる。
今後の潮まつり踊り練習会は、7月5日(金)と8日(月)は小樽市観光物産プラザで13:00~15:00、20日(土)は都通り商店街で19:30~20:30を予定している。
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