小樽三大神社の夏祭りの2つ目となる、龍宮神社(稲穂3・本間公祐宮司)例大祭が、6月20日(木)から22日(土)までの日程で始まった。
正午すぎに落雷による停電に見舞われたが、梁川通りから龍宮神社境内まで、103店の露天が並び、祭りらしい光景に包まれ、多くの人で賑わった。
人気のチーズハットグをはじめ、お好み焼きや唐揚げ、ケバブロールの香ばしい香りが漂い、学校帰りの学生も寄り道して、お気に入りの食べ物を会場で味わっていた。タピオカ入りジュースは、女子高生に相変わらずの人気だった。
株式会社K2前テントのやながわ亭では、梁川商店街の若手店主有志9名とボランティア7名が、中央市場の肉屋や人気の惣菜屋の商品を、祭り価格の日替わりで提供。
小樽商科大学本気プロ「ロシアとの交流による小樽活性化チーム」では、ロシアの郷土料理「ブリヌイ」(300円)を2種類の味で販売。神社も商店街もロシアと深い関係があり、龍宮神社を建立し、日本とロシアを繋いだ重要人物の榎本武揚をパッケージに描き、準備していた50個を完売した。
また、同通りのデイサービスほーぷ(稲穂3・金丸智子施設長)は、商大生レンタル事業を支援するために、例大祭にあわせ、職員や利用者の手工芸品・未使用の日用品等を販売するバザーを初出店。