あいにくの雨が降る悪天候の中、第31回おたる運河ロードレース大会が、6月16日(日)9:00に色内ふ頭公園(色内3)入口に集合し、10kmコースの選手からスタート。歴史的建造物や小樽運河を背景に駆け抜けた。

また、市内高校生を含む約500名が、ボランティアとして大会運営を支えた。
会場は所々に水溜りができドロドロ状態で、最悪のコンディションとなった。恒例の小樽商科大学応援団の演舞が披露され、選手を応援する檄文が読み上げられ、参加者を勇気付けた。


雨のため表彰式は中止となり、上位6位までに賞状が贈られた。完走者には、完走記録証が、参加者全員にきのこ汁が振舞われた。
注目選手の5kmに出場した西陵中学校3年の石川苺さんは、練習の成果を発揮して自己タイム更新に挑み、沿道で応援する父親の激励に応え、好タイムで北海製罐前の登り坂を通過、一気にゴールを目指して加速した。

FMおたる番組オタ☆マニの5周年を記念して大林宜裕さんやたかはしはるなさん・まるたにあやのさん・Luuさん・パーソナリティの村岡啓介さん・川崎崇志さんらが5kmを完走。たかはしさんは35歳未満女子で14位となり、思い掛けない好成績に喜んでいた。

10kmコースに初参加の市内高校バスケ部で2年の今野君は、「44分で完走し、満足いくタイム」と喜んだ。同じくバスケ部の金田君は、「47分。なかなかきつかった。走ることに集中して景色は見ていないが楽しかった」と、共に達成感を感じていた。
完走者全員の記録は、6月18日(火)以降、アイ・サム社の「北海道スポーツコミュニケーション(外部)」の「おたる運河ロードレース大会」に記録が掲載される。
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