小樽稲荷神社例大祭(末広町・木村文彦宮司)てみや祭2日目の6月8日(土)19:00から、祭りのクライマックス“百人みこし”が、錦豊会館前からスタートし、2基の渡御が挙行された。
今回は、責任奉担の小樽北海睦会や地元の手宮稲凰をはじめ、市内外から約40団体約200名の担ぎ手が集結。2基の神輿が、祭り会場を練り歩き、クライマックスを大勢の人が楽しんだ。
出発に先立ち、北海睦会の関博之会長は「皆さんの協力で良い渡御をしたいと思う。楽しく神輿を担いでもらいたい」と挨拶。続いて、同祭初の女性祭典委員長を務める荒谷しげ子さんが、「今日の祭りを盛り上げていただきたい」と三本締めの音頭を取った。
各地から集まった担ぎ手が、2基の神輿を分かれて担ぎ、威勢の良い掛け声とともに祭り会場に突入。夕暮れの時の会場をさらに活気付けた。
沿道には、神輿を楽しむ見物客が詰め掛け、一部、身動きが取れないほど混雑していた。1時間ほどかけて、お旅所に宮入した。
荒谷祭典委員長は、「地域が元気でいるためには、祭りは大切なもの。知恵と力を出し合い、笑顔で続けていきたい。3日間祭りの無事を願う」と話した。