小樽市教育委員会主催の「2019年度市民歩こう運動」が、5月12日(日)の運河公園(約3km)・おたる水族館(約8km)コースを皮切りに、10月までの6プログラムで始まった。
晴天に恵まれた第1回目の12日は、9:15までに花園グリーンロードに集合し、62名の男女が参加証明書を受け取った。
小樽市スポーツ推進委員会等15名がスタッフを務め、自分のレベルに合わせて、速足・並足・ゆっくりの3グループに分かれ、準備運動を行って速足班からスタート。花園銀座通りから花園橋を渡り、職人坂からすし屋通りを過ぎ、八重桜が満開な旧手宮線を通って市立小樽文学館前に到着。
初の取組みとして、小樽の良さをもっと知ってもらおうと、市内5ヶ所の名所旧跡を、おたる案内人のガイド付きで巡る企画を用意。文学館前・松田ビル前・小樽郵便局前・中央橋・運河公園の5ヶ所をコースに盛り込み、各所に案内人が待機し、参加者一行にガイドが行われた。
文学館前広場には、案内人の大井厚夫さんが待機し、先頭で到着した速足班に、手宮線の歴史を3分間にまとめて紹介。線路・レール・機関車など、当時の様子を解説した。次の案内場所となる松田ビルは、同・伊藤守さんがガイド役を務めた。
清々しい春の陽気に包まれ、歩くには丁度良い気候の中、初参加者も仲間と一緒に、景色を楽しみながらゴールを目指した。
幸町在住の男性は、「3年目の参加。この後もできるだけ参加しようと思う」と話した。
次回の6月2日(日)は、天神公園(約5.6km)・奥沢水源地(約8km)を目指す。参加無料・雨天中止。
全回参加した人から優先で行われる最終回の同運動10月は、「京極ふきだし公園」を予定。