10℃前後の暖かい日が続き、クロッカスが終わって水仙が咲き始めた4月22日(月)、小樽で一番早いと思われる小樽シオン教会(富岡1)前庭の2本の桜の木を確認したところ、日当たりの良い場所の桜に開花がみられた。
21日(日)には、5輪ほど開花していたが、翌日には、数えきれなほどの花が開き、通行人らの目を楽しませている。
小樽警察署(富岡1)の桜も、蕾が膨らみ今にも咲きそうだ。市内の桜の中で、開花の1・2を争っている。
道内では、先週から気温の高い日が続き、青森では4月18日に開花。桜前線は順調に北上し、本日21日は松前で開花宣言し、遂に北海道へ桜前線が上陸した。
札幌管区気象台によると、札幌の標本木のソメイヨシノは蕾が膨らみ、気温に影響されるが、明後日頃には、咲き始めるかもしれないという。
2019年の桜は、平年より早い地域が多く、東京では、平年より5日早い3月21日に開花宣言し、本州ではすでに終わっている。
稚内・留萌・旭川・網走・帯広・釧路・浦河はエゾヤマザクラを、根室はチシマザクラ、その他の地域はソメイヨシノを標本木にしている。
シオン教会 | 小樽警察署 | |||
観測所がない小樽では、毎年、エゾヤマザクラから開花し、それより数日遅れで、ソメイヨシノが開花する。警察署前のソメイヨシノが、小樽の街中での標本木とされ、このソメイヨシノが咲くと、小樽は本格的な桜の季節の到来を市民に伝えている。
稚内では、平年では5月14日頃に咲き、昨年は5月12日に、釧路の平年は5月17日で、昨年は、稚内と同時の5月12日に開花し、桜前線最終地点に到着した。