小樽市(迫俊哉市長)と独立行政法人海技教育機構(野崎哲一理事長)は、4月19日(金)13:30から緊急記者会見を開き、廃止が検討されていた国立小樽海上技術学校(桜3)を、北海道立小樽商業高等学校跡(緑3)に移転し、海上技術短期大学校として存続決定を発表。(写真提供:小樽市広報公聴課)
小樽海上技術学校の校舎は、1976(昭和51)年に小樽市桜に建てられ、中学卒業者を対象に船員の育成を目的とした道内唯一の海上技術を学ぶ学校。旧称は小樽海員学校。
国は、老朽化が進み耐震改修が困難であると廃止を検討していたが、市は必要不可欠な学校であると、存続に向け積極的な対応を要望していた。
2020(令和2)年3月で閉校する小樽商業高校の施設を、北海道から小樽市が取得後、同校の一部を海技教育機構に提供し、同短期大学校として開校する。
現技術学校の2020(令和2)年度入学の生徒募集を停止し、短期大学校の学生については、2021(令和3)年度から募集する。
また、短大として使用されない高校の残りの施設は、今後、市において活用を検討する。
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