今年も、春を告げる黄色い花の福寿草の群生が、小樽市塩谷の斉藤さんの自宅前で楽しめる。
数えきれないほどの福寿草が、知る人ぞ知る春一番の花スポットとして親しまれ、プロカメラマンや写真愛好家らが訪れている。
農家だった父親の代、5、60年ほど前から福寿草の群生があり、自然に任せて水やりなどは一切していないという。
今年は3月初め、まだ雪がある頃、雪の間から黄色い花が顔を出し、雪解けとともに、あちらこちらに咲き始め、最初に咲いた花はすでに枯れてしまっている。
4月12日(金)13:00頃に訪れると、雪深かった場所の福寿草が花をつけ、黄色い可憐な花があちらこちらに咲き、訪れた人の目を楽しませている。
まだ群生が楽しめるが、斉藤さんは、「あと1週間保つかな?」と話し、福寿草の花も終盤に入った模様だ。今朝は霜が降りて真っ白になったが、花には影響がなかった。
福寿草は春に花をつけ、葉は夏までには枯れてしまい、秋になると芽が出て越冬する。春の妖精「スプリング・エフェメラル」とも呼ばれ、花言葉は、永久の幸福や幸福を招く。
斉藤さんの自宅周辺には、梅やソメイヨシノ・八重桜などの木々もあり、これから、水仙の群生が楽しめるという。